「AI Overviewsに引用されればアクセスが爆増するはず!」
「SEO対策はやめて、すぐ効果が出るLLMO対策をやれ!」
このような経営層からの実態にそぐわない指示に頭を抱えるWeb担当者は多いのではないでしょうか?
本記事では、信頼できる調査データをもとに「検索1位でもCTRが大幅に低下している」「AI内のリンクは1%程度しかクリックされない」といった厳しい現実を数字で示します。
記事後半では、CTRの低下・アクセスの減少を「少しでも抑える」ための現実的な手法について解説します。

武田淳|SEO・LLMOコンサルタント
上場メーカーにてマーケティング・SEOを担当|2023年に独立|「K塾」としてSEOコンサルティング事業を開始。(K塾のサービス内容はこちら)
- マーケター歴18年/SEO歴9年(2026年4月時点)
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- Xにて「LLMOに関するノウハウ」を継続発信中
AI Overviewsとは?|メリットとデメリット

AI Overviewsとは、Googleの検索結果画面の上部に表示される「まとめ(サマリー)」のことです。これは既にご存知だと思いますが、「引用と言及の違い」「AI Overviewsのメリット・デメリット」について、以下に整理します。
引用と言及の違い
AI Overviewsの回答内にはWebページへのリンクが貼られたり、ブランド名(企業名・サイト名・商品名等)が表示されたりします。リンクが貼られることを「引用」、ブランド名が表示されることを「言及」と言います。

AI Overviewsのメリット
自サイトのページが引用されたり、自社のブランド名が言及されたりすると、サイト運営者には以下のメリットがあります。
- ブランドの露出が増える:検索結果画面の上部に掲載されることで、ブランドの露出が増え、ユーザーの認知が高まります。
- ユーザーの信頼を得られる:「Googleが信頼している情報源である」とユーザーが認識するため、自社の信頼度が高まることが期待されます。
- 引用リンクからのアクセスが期待できる:AI Overviews内に貼られたリンクからユーザーがアクセスしてくれる可能性があります。
AI Overviewsのデメリット
一方で、AI Overviewsの回答だけで満足して、個別のWebサイトにアクセスしないユーザーが増えていることも事実であり、デメリットと言えるでしょう。
検索結果画面の下方にある1位~10位のページのリンクを1つもクリックしないユーザーが増えています。また、AI Overviews内のリンクは1%程度しかクリックされません。ユーザーの半数程度が「ゼロクリック」で検索行動を終えているのが実態です。

URL:https://www.seedinc.jp/column/seo/report-ai-search-trends/
検索1位でもCTRは大きく低下・ゼロクリックが加速
AI Overviewsがクリック率(CTR)に与える影響を見ていきましょう。AI Overviewsが出現した際のCTRは、検索クエリの種類によって大きく変わりますが、ここでは全体像を示します。
1位ページのCTRはグローバルで58%低下、日本で38%低下
大手SEO分析ツールベンダー:Ahrefs社の調査によると、以下の引用のとおり、AI Overviewsが表示されるクエリでは、Google検索1位ページのCTRが、グローバルで58%、日本で約38%低下しています。
2025 年 12 月時点で、AI による概要は1位のコンテンツのオーガニッククリック率を 58% 減少させています。この暗い結果は、Seer Interactive(-49.4%〜-65.2%)、Kevin Indig(50%以上)、Authoritas(47.5%)、さらにはDaily Mail(CTRが80〜90%低いと報告)など、他の研究によっても裏付けられています。
引用元:更新:AI による概要が表示されることで、ページへのアクセス数が 58% 減少!(2026年6月23日付 Ahrefs blog)
複数社のデータもリンク付きで掲載されているため、信頼性は高いと言えるでしょう。なお、このAhrefs blog は「検索は『ゼロクリック』の時代へと突き進んでいます。」という一文で締めくくられています。
Ahrefs社のデータは検索1位のCTRですが、Seer Interactive 社は1位~20位を対象とした調査を実施しており、「2025年1月時点で、AI Overviewsが表示されるクエリのCTRは1.41%から0.64%に急落(約54.6%の減少)」という結果を公開しています。
引用元:「AIOがGoogleのクリック率に与える影響:2025年9月更新」(2025年11月4日付 Seer Interactive)
ゼロクリック問題はAI Overviewsの登場前から存在する

ゼロクリック問題は今に始まったことではありません。米国SparkToro社は、「全Google検索のゼロクリック率は2019年に過半数を越え、2020年には約65%に達した」という調査結果を公開しています。
SEOの難易度が高まり、AI Overviewsが登場したことで、多くのWebサイトでCTRが低下したのは確かですが、ゼロクリックが2倍、3倍に増えたわけではない点は押さえておくべきでしょう。
参考記事:
Google検索のうちクリックにつながるものは半分以下(2019年8月13日付 SparkToro)
2020年には、Google検索の3分の2がクリックなしで終了した(2021年3月22日付 SparkToro)
クエリごとのCTRの実態
AI Overviewsの登場により、全体的にCTR(クリック率)は低下傾向にありますが、すべての検索クエリで一律に下がっているわけではありません。「AI Overviewsの回答だけで満足するか」「サイトを訪問して詳しく読むか」はクエリのタイプごとに明確な差があります。ここでは、CTRの実態についてクエリごとに解説します。
クエリ(キーワード)の種類について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください
関連記事:【SEO用語解説】25種類の検索キーワード(=検索クエリ)の意味と重要性
インフォメーショナルクエリのCTR
インフォメーショナルクエリ(情報収集型クエリ)とは、「何かを知りたい / 調べたい」という検索意図(検索ニーズ)を持つクエリです。以下に、「全般的な傾向」「定義系・ハウツー系クエリの傾向」について説明します。
インフォメーショナルクエリの全般的な傾向
インフォメーショナルクエリのCTRは、AI Overviewsの登場以前と比べて、30~60%低下しています。
前述のAhrefs社およびSeer Interactive社の調査対象も、インフォメーショナルクエリです。また、Techmagnate 社が検索1位~10位を対象に実施した調査レポートには、「CTRは33.3%下落した」とあります。
■ CTR低下状況一覧
| 調査した企業 | 対象 | CTR低下の実態 |
|---|---|---|
| Ahrefs | 1位のみ | グローバルで58%、日本で38%低下 |
| Techmagnate | 1位~10位 | 6%から4%に低下(33.3%低下) |
| Seer Interactive | 1位~20位 | 1.41%から0.64%に低下(54.6%低下) |
「単なる情報収集であればAI Overviewsの回答だけで十分」と考え、サイトを訪問しないユーザーが多いことがわかります。
定義系クエリ・ハウツー系クエリの傾向
インフォメーショナルクエリは、大きく「定義系クエリ(用語の意味)」と「ハウツー系クエリ(手順・やり方等)」の2つに分類されます。
「定義系クエリのCTRが大幅に低下しているが、ハウツー系クエリのCTRは低下していない」ことを示す調査結果を紹介しておきましょう。以下の、Indexed 社の「B2Bに関するクエリに関する調査結果」のコメントをご覧ください(平均CTRが50.6%と高いため、検索1位のデータと思われます)。
最も急激な減少が見られるのは、定義と指標のカテゴリー、つまりB2Bの購買担当者や事業者が市場や業務を理解するために使用する用語です。「解約率」「年間経常収益」「顧客獲得コスト」といったキーワードのオーガニッククリック率は31~35%と低迷しています。これらの用語に関しては、AI概要は単に回答を提供するだけであり、ユーザーがクリックする理由がほとんどないのです。
ハウツーやプロセスに関する検索クエリは最も安定したカテゴリーであり、AIの概要が表示される場合でも、平均63%のオーガニッククリック率を維持しています。これは直感的にも理解できます。「リンクの構築方法」や「SEOの改善方法」といった検索を行うユーザーは、従うべきプロセスを求めており、AIの簡単な要約では十分に満たせない詳細情報を必要としているのです。
引用元:AIの概観効果:GoogleのAIは2026年にB2B検索をどのように変革するのか(2026年3月)
ナビゲーショナルクエリ(ブランド検索・指名検索)のCTR
「〇〇社 サービス」「〇〇(ツール名) ログイン」など、特定のブランド(サイト名、社名、商品名)を指名検索するナビゲーショナルクエリにおけるAI Overviewsの出現率は数%(一桁台)です。したがって、CTRの低下をことさら懸念する必要はありません。
一方で以下のとおり、「自社のブランド名がAI Overviews内に掲載されると、オーガニックCTRが上昇した」という調査データもあります。
ブランド指名クエリにAI Overviewが表示されたケースに限定すると、オーガニックCTRは+18.68%上昇した。
引用元:ブランド指名クエリのAI Overviewトリガー率4.79%と逆転CTR+18.68%:非ブランドクエリ-19.98%との対比データで読むAIO施策の優先クエリ設計(2026年4月27日付 GMO AI検索ラボ)
また、Seer Interactive社の調査 では、「AI Overview内にブランド名が掲載されたページのオーガニックCTRは2.07%、掲載されなかったページのCTRは0.94%」という結果が出ており、ブランド名の掲載の有無によりCTRに2.2倍の差が生じています。
これらの調査結果から、AI Overviews内でのブランド名の言及を「Googleの推薦」と捉えて、公式サイトを訪問するユーザーは少なくないと考えられます。
トランザクショナルクエリのCTR
「〇〇 価格」「〇〇 申し込み」といった購入や問い合わせを目的とするクエリをトランザクショナルクエリと言います。2025年までは、「トランザクショナルクエリでは、AI Overviewsが表示される確率は極めて低い」とされていました。しかし、2026年に入って、変化が起きているようです。下記引用のとおり、AI Overviewsの表示率が大幅に増えているという調査結果も公開されています。
2025年11月、Ahrefsは、Google検索におけるトランザクションクエリのうち、AI概要が表示されたケースはわずか2.1%だったと報告した。当時、eコマースストアは、Google検索結果におけるクリック数を減少させるAI概要の影響をほとんど受けていなかった。
それ以来、多くのことが変わりました。Googleは現在、ショッピング関連の検索クエリの14%に対してAI概要を表示しており、これはわずか4ヶ月で5.6倍の増加です。引用元:AI概要がショッピング検索クエリの14%に表示されるようになり、4ヶ月間で5.6倍に増加(2090万件の検索結果ページを調査)(2026年3月16日付 Visibility Labs)
さらにCTRに関しては、トランザクショナルクエリで、「AI Overviewsの要約内に自社ブランドが引用されなかったサイトのCTRは約48%減少(4.17%から2.15%へ下落)している」という調査結果も出ています。
- 2025年までは「トランザクショナルクエリではAI Overviewsはほとんど表示されない」と言われていた。
- 2026年に入り「トランザクショナルクエリでのAI Overviewsの表示率が急上昇している」という調査データがある。
- 「AI Overviews内で引用されなかったサイトのCTRが半減している」というデータもある。
- トランザクショナルクエリでは、ブランド引用の有無でCTRに大きな差が見られた。
クエリごとのAI Overviewsの出現率
ここでは、「そもそものAI Overviewsの出現率」について、クエリのタイプごとに解説します。
インフォメーショナルクエリはAI Overviewsの出現率が高い
Ahrefs社の調査によると、平均すると21.4%のインフォメーショナルクエリ(Knowクエリ)でAI Overviewsが出現しています。

21.4%という出現率は、あくまでもインフォメーショナルクエリ全体の平均値であり、以下のインフォメーショナルクエリでは、かなりの高確率でAI Overviewsが表示されています。
■ AI Overviewsの出現率が高いインフォメーショナルクエリ
| クエリタイプ | クエリの例 | AI Overviewsの出現率 |
|---|---|---|
| 理由 | 「〇〇 理由」「〇〇 なぜ」 | 59.8% |
| 二択 | 「 [製品] [機能] 対応」「[製品A] [製品B] 違い」 | 57.4% |
| 定義 | 「〇〇 意味」「〇〇とは」 | 47.3% |
| 短い事実 | 「富士山 標高」「イギリス 首相」 | 41.2% |
| 結果 | 「〇〇 結果」「〇〇 どうなった」 | 46.7% |
| 手順 | 「〇〇 やり方」「〇〇 手続き」 | 35.1% |
| 比較 | 「SEO LLMO 違い」 | 26.2% |
インフォメーショナルクエリ以外でAI Overviewsの出現率が高いクエリ
インフォメーショナルクエリ以外では、下表のクエリでAI Overviewsの出現率が高まることが確認されています(下表は Seer Interactive社の調査データ をもとに作成)。
| クエリタイプ | クエリの例 | AI Overviewsの出現率 |
|---|---|---|
| 比較 | 「[ツールA] [ツールB] 比較」 | 95.4% |
| レビュー | 「SEO会社 評判」 | 86.3% |
| 価格/コスト/購入 | 「SEO対策 費用」 | 83.4% |
| ベスト | 「中小企業に最適なSEOツール」 | 81.3% |
このように、商品やサービスを「探す段階」「比較検討する段階」でユーザーが入力するクエリでは、AI Overviewsの出現率がかなり高くなっています。
AI Overviewsの出現率が低いクエリ
ナビゲーショナルクエリ(ブランド指名検索)は、AI Overviewsの出現率が低く、数%(一桁台)となっています。トランザクショナルクエリ(購入や問い合わせを目的とするクエリ)も10%程度と高くありません(Ahrefs社の調査)。ただし、2026年に入って5倍以上増えたという調査データもあるため、トランザクショナルクエリのAI Overviews出現率は今後注視していくべきでしょう。
私見)AI Overviewsに引用・言及されるメリットはほとんどない
AI OverviewsはGoogle検索の最上部に表示されるためかなり目立ちますが、自サイトが引用・言及されてもアクセスはほとんど増えません。以下、引用と言及に分けて解説します。
AI Overviews内のリンクのCTRは1%
AI Overviews内の引用リンクのクリック率は1%程度にすぎません。つまり、「AI Overviews内の引用リンクをクリックする人はほとんどいない」ということです。検索10位のCTRが1~2%なので、11位以下のページのアクセスは増えるかもしれませんが、AI Overviews内でも最上部に掲載されない限り、サイト流入は望めないでしょう。
ブランド名が言及されるとCTRは上がる
前述のとおり、AI Overviews内でブランド名が言及されると、オーガニックのCTRが上昇するという調査結果が複数公開されています。しかし、指名検索するユーザーは最初からサイトを訪問しようとしているケースが大半です。したがって、「AI Overviews内での言及がCTRを誘発したとは言えない」と筆者は考えています。
AI Overviewsによる流入減少を少しでも抑える方法
多くの場合、AI Overviewsが登場するとCTRは大幅に低下しますが、低下を抑える方法を3つ紹介します(CTRの低下を大幅に抑えるのは不可能です)。
方法①|AI Overviewsに引用・言及される
1つ目の方法は自サイトの情報をAI Overviewsに引用・言及させることです。1%の確率とはいえ、AI Overviews内のリンクはクリックされますし、ブランドクエリではオーガニックCTRがアップする可能性もあるためです。AI Overviewsに引用・言及される方法は以下の2つです。
- 【引用されるために】SEO対策を徹底しGoogle検索10位以内を目指す
- 【言及されるために】他社メディアに自社ブランドの掲載を依頼する
以下にそれぞれ解説します。
引用されるためにGoogle検索10位以内を目指す
AI Overviewsに引用されるには、狙ったクエリでGoogle検索で10位以内に入ることが大前提になります。
Ahrefs社の調査によると、AI Overviewsで引用・言及されるのは10位以内のページが圧倒的に多く、全体の37.9%を占めています。以下は「特定の1ページが引用される確率」を示した表です。計算すると、10位以内のページは11位以降のページの約11倍引用されやすくなっています(3.79% ÷ 0.35% ≒ 10.9倍)。
| 検索順位 | AI Overviewsで引用された割合 | ページ数 | 特定の1ページが引用される確率 |
|---|---|---|---|
| 1~10位 | 37.90% | 10 | 3.79% |
| 11~100位 | 31.20% | 90 | 0.35% |
| 100位以降 | 31.00% | 18.2%はYouTube | - |
検索10位以内に入る対策とは、まさにSEO対策そのものであり、数ヶ月で成果を出すのは不可能です。SEOは少なくとも2~3年かけてじっくり取り組む中長期のマーケティング施策になります。
言及されるために自社ブランドの掲載を依頼する
AI Overviews内で言及されるためには、他社メディアからポジティブな言及(サイテーション)必要です。ポジティブな言及とは高評価や推奨を指します。
ポジティブな言及は自然に増えることはありません。「○○ おすすめ」「おすすめの○○会社」等、自社がAI Overviews内で言及されたいクエリを決めて、「上位サイトを運営するメディア」に営業をかける必要があります。相手のメリットを提示しつつ「貴社のおすすめ記事で弊社を紹介してください」と持ち掛ける形です。
なお、自社を1位で紹介するランキング記事(自己推薦記事・自画自賛記事)を作成しても効果はありません。Googleは他者からの言及しか評価しないからです。詳しく知りたい方は以下のXの投稿をご覧ください。
方法②|ブランド系クエリ・ローカル系クエリを狙う
ブランド系クエリやローカル系クエリを狙うのも一つの手です。 以下のとおり、AI Overviewsの出現率が比較的低いためです。
AI による概要は非ブランドクエリで表示される可能性が 1.9 倍高く、当社の SERP データベースでは、ブランド系クエリの 13.1% に対して、非ブランド系クエリでは 24.9% に AI による概要が表示されていました。
AI による概要は、ローカル検索(例:近くの歯医者)ではほとんど表示されないようです。ローカル検索として分類されるクエリで AI による概要が表示されるのはわずか 7.9% で、全キーワードの基準値である 20.5% を大きく下回っています。引用元:「AI による概要」 を生むクエリの特徴とは? 86 の要因と 1 億 4,600 万の SERP から判明(2025年12月14日付 Ahrefs blog)
ブランド系クエリについては、先にブランドの認知を広げる施策を打つ必要があります(ブランド名を知らないユーザーがブランド系クエリで検索することはないため)。
方法③|B2Bサイトではハウツー系クエリを狙う
B2Bサイトでは、ハウツー系クエリを狙うのも有効です。「定義系クエリ・ハウツー系クエリの傾向」のセクションで紹介したとおり、ハウツー系クエリはAI Overviewsが表示されても高いCTRを維持しています。これは、ハウツー系クエリで検索するユーザーは、詳細な情報や手順の解説を求めているためです。
まとめ|根本的なCTR改善策はGoogle1位を獲ること(= Webサイトの改善)
AI Overviewsの登場により、CTRは60%低下し、Webサイトへの流入数は激減しました。既に多くのページでGoogle1位を獲得しているメディアは、SEO以外のWebマーケティング施策を強化していることでしょう。
一方で、現時点で1位ページがほとんどないメディアには、まだ「SEOの伸びしろ」があります。60%低下したとはいえ、1位ページのCTRは12%です。つまり、検索順位が10位から1位に上昇すれば、CTRは30倍改善されます(12% ÷ 0.4% = 30倍)。
| 検索順位 | CTR (AI Overviewsが登場する前) | CTR (AI Overviews登場後) |
|---|---|---|
| 1位 | 30% | 12% |
| 10位 | 1% | 0.4% |
とはいえ、現在1位を多数獲得しているサイトも5年、10年努力を積み上げており、追い越すのは容易ではありません。少なくとも2~3年に渡る継続的な投資(人的リソースを含む)が必要になります。
確かに伸びしろはあるが、伸ばすのは容易ではない・・・
こういった状況下で、「SEOへの投資を縮小する」という選択肢もあるかもしれません。しかし、ユーザーは意思決定する際に必ずWebサイトを訪れます。したがって、Webサイトは「継続的に改善すべきメディア」と言えるでしょう。
「Webサイトの改善=SEO」と捉えるなら、SEOへの投資をゼロにすべきではないと筆者は考えます。
SEO・LLMOに関するご相談は、以下よりお気軽にご連絡ください。